2016年05月14日

「多田ゼミ同人誌・研究紀要」Vol.3発行!

「多田ゼミ同人誌・研究紀要」の第3号が、もう発行されました。3日前の5月11日。
Facebook上でお知らせを受け、早速パソコン上にダウンロード、自らの原稿の確認、目次と全体をザッと拝見致しました。

「多田ゼミ同人誌・研究紀要」Vol.3発行!
多田ゼミ同人誌・研究紀要 Vol.3表紙

Vol.3は、全220頁です。

今回の我が原稿タイトルは、「モーヤーを教える?」です。
一昨年の7月、むすびの会主催の夏休みイベントに参加させて頂いた時の話題、当ブログでのいくつかの記事をまとめた形にしました。
初回が踊りの話でしたので、今回、そして次回あたりまで踊り話題で書かせて頂く計画です。

それにしても、私が原稿提出したのは、5月6日の夜、発行日の5日前です。
電子版発行だから出来る早業ですね。特に今回は、2度ほど原稿訂正のお願いをしておりますが、Facebookのメッセンジャー欄でほんとにスムーズにやり取りできました。

私自身これまでいくつかの紙の発行同人誌に所属しておりましたので、感慨深い思いです。

尚、安易に当同人誌の内容を公開は出来ませんが、私自身の頁については、関心を持って下さっている方にプリントして差し上げております。

これまでの同人誌所属では、年に何回か会員にお目にかかる会合があったものです。
ところが今回の同人誌は、これまでとはメンバーの属性等が違いますので、一堂に会した時の場面を想像してニンマリしております。

電子版発行と言えば、Kindle版という端末で読むことのできる電子書籍の事を知ったのは3年ほど前です。
昨年の夏には、あの又吉直樹さん受賞作品が掲載された「文芸春秋」を購入、ダウンロードしたものです。

そう言えば最近のニュースに、下記リンクのような一件がありました。
これまでの出版スタイルからの変移を想像させる動きではないでしょうか?
紀伊国屋新宿南店、事実上の撤退へ 売り場を大幅に縮小

下記、Vol.3の目次頁を掲載させて頂きます。
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『多田ゼミ同人誌・研究紀要』Vol.3  新年度スタート号
一橋大学大学院社会学研究科・社会学部 多田治ゼミナール発行 2016年5月11日刊行
目次
はじめに 多田 治
学部ゼミ新メンバー紹介 新3年一同: 上幸華/上原聡太/岡田航汰/権容湖/フィラタワ・アナスタシア/エスケル・ヘロニモ/山本美里
ドイツ留学報告(2) 佐原 航(学部5年)
多田ゼミ10周年に寄せて 春日宏紀(学部2期2009年卒)
牛の島生れのヤマトゥ波乱万丈(2) モーヤーを教える?大川安子(「ぱちり・ぽつり」ブロガー)
Vol.1広島レポート、Vol.2中国揚州レポートを読んで  中村忠司(博士課程)
特集:新年度の便利な教材・資料たち
社会調査法・研究法文献リスト  多田治 supported by 荒井悠介
調査法文献レビュー
ノウルズ&スウィートマン編『ビジュアル調査法と社会学的想像力 社会風景をありありと描写する』ミネルヴァ書房  片田あゆみ(学部4年)
桜井厚『インタビューの社会学』せりか書房  鳥居祐介(学部4年)
法政大大学院講義「観光とメディア」配布資料
これだけで観光社会学がわかる!観光社会学キーワード35  多田 治
秘蔵版ブルデュー貴重資料・象徴権力論
タダオサム・アーカイブ
書評・ブルデュー&ヴァカン『リフレクシヴ・ソシオロジーへの招待』藤原書店 (『週刊読書人』2007.5.4掲載) 多田 治
(リクエスト掲載・2011年7月刊『台湾映画表象の現在』あるむ より)
台湾映画と沖縄映画を照らしあう――『海角七号』と『悲情城市』、『ナビィの恋』と『ウンタマギルー』のアナロジー論  多田 治
映画にまつわるエトセトラ(2)~ゾンビ映画・オブ・ザ・デッド~  宮川裕陽(修士1年)
(連載開始)音楽放談(1)  中村洸太(修士1年)
大型連載小説開始!
現実と幻想の狭間で~連載開始に際して~  鳥居祐介(学部4年)
ワンダーランド(1)  鳥居秀祐
総合雑誌における世代の変遷―『世界』と『中央公論』から―   那波泰輔(博士1年)
卒業論文要旨(更新版)
日本人長期貧乏旅行者の変遷〜「カニ族」から「バックパッカー」へ
     –過去50年間の新聞記事における内容分析から読み解く  萬代伸哉(修士1年)
事例研究報告
コンテンツを媒体とした地域リレーショナルシップ形成要因に関する考察
     ―岩手県久慈市を事例として―  中村忠司(博士課程)
学会報告・第88回日本社会学会大会「観光の社会学」部会(2015.9.19)
観光の社会学(4)旅行者ニーズの多様化と地域主体の観光施策の考察――地域の過剰な「物語化」  吉口克利(博士1年)
卒業論文全文掲載シリーズ
広島の「生きたまちづくり」と地域アイデンティティ
     ―99 年えびす講暴動・暴走族問題と新たな伝統―(2)  西東美智子(学部3期2010年卒)
Social Activism Report (2) 国連女性の地位委員会CSW59(2015)に参加して
     永山聡子(博士課程)
博士論文要旨・審査要旨
イランにおける列強支配と民主派抵抗の闘争史
―第二次大戦期~冷戦期の石油国有化問題を中心に―  タキデ モハマッド(TAKIDEH, Mohammad)(課程博士、2013.9.30取得)
審査要旨 論文審査委員(多田治 以下4名)
社会学理論のプラクティス
終わりなきリスクを生きる  小股 遼(博士課程)
プロセスとしての社会―ノルベルト・エリアスの社会学・文明化・宮廷社会論―  多田 治
【リクエスト掲載】
平成27年度科研費研究実施状況報告書 多田 治
本誌の方針およびバックナンバー
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